「電解水素水の細胞内活性酸素除去能力は水素水の5倍!!」
~米国科学誌【PLOS ONE】に掲載(九大・東大の共同研究論文)~
(株)日本トリムは、九州大学農学研究院および東京大学大学院工学研究科、同大学制作ビジョン研究センターと共同で、日本トリム製整水器から生成される電解水素水(以下、電解水素水という)の培養細胞の活性酸素除去能力について研究を実施。その論文が2017年2月9日に米国科学誌PLOS ONEに掲載されました。
共同研究では、細胞内活性酸素に対する除去能力を、電解水素水および水素ガスをバブリングして生成した水素水(以下、バブリング水素水という)など主に7種類の水において比較しました。
その結果、水素含有水の生成方法の違いにより活性酸素除去能力が異なることが判明しました。溶存水素濃度が同じ0.9ppmの電解水素水とバブリング水素水で比較をしたところ、電解水素水の細胞内活性酸素量は50%減少したのに対し、バブリング水素水は約10%の減少にとどまり、活性酸素除去能力に約5倍もの差がある事が確認できました。
脱気処理をしても効力を保持!
下記グラフは、脱気処理をして水素ガスを除いた場合の電解水素水とバブリング水素水の比較です。グラフでもわかる通り、電解水素水は水素ガスを脱気しても細胞内活性酸素が減少しています。
一方、バブリング水素水は水素ガスを脱気してしまうと細胞内活性酸素が減ることはなく活性が残っていなかったことがわかります。
これらの結果は、電解水素水には水素ガス以外の活性物質が存在することを示しています。(白金ナノ粒子の可能性を示唆)
今回の細胞試験の研究においては、溶存水素濃度が同じであっても電解水素水とバブリング水素水という生成方法の違いによって、その結果に差異が生じることがわかりました。
今後は人体内での電解水素水とバブリング水素水の効果の差を明確にする研究を進めるとともに、その機能性解明にも取り組んでいくようです。
★タイトル
「Electrochemically-reduced Water Exerts Superior Reactive Oxygen Species Scavenging Activity in HT1080Cells than the Equivalent Level of Hydrogen-Dissolved Water」
(和訳:電解水素水は同水素水濃度の水素水に比べ1080細胞の細胞内活性酸素消去能が高い)2017年2月掲載
★試験方法
・HT1080による試験(ヒトの培養細胞に活性酸素一種である過酸化水素水を加えて細胞内の活性酸素濃度を増やし、そこに調査対象水で作成した培地で処理し、細胞内活性酸素量の変化を調査)
★調査対象水
・電解水素水レベル4(生成方法:電気分解、水素濃度0.9ppm) ・純水
・水素水(生成方法:浄水に水素ガスをバブリング、水素濃度0.9ppm) ・浄水
・水素水(生成方法:純水に水素ガスをバブリング、水素濃度0.9ppm)
★細胞内活性酸素除去能力の試験方法
・蛍光染色法
※資料提供:(株)日本トリム
注意:本文は細胞試験の結果に対する学術的立証に基づく見解であり、整水器のヒトへの効能効果を保証・証明するものではありません。
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