• 神奈川県茅ヶ崎市
• 鮨処「静」　お話／オーナー・高橋明雄 様
• 使用機器／トリムイオンTI-8000
• 営業／高橋正昭

あるのが「当たり前」に

私が、今の場所で、お寿司屋さんを営むようになったのは、今から12年前のことです。その当時は、とあるビルの一室で営業していました。古いビルだったので、配管は錆びて汚くなっていて、水道水に不安を持っていました。何かいい方法はないかと思い悩んでいたところ、シンスイの整水器のことを知りました。

試しに使ってみたところ、すごく良かったんです。水を飲んだら喉にスーッと入り、ころんと、玉のように感じました。いっぺんで気に入りましたね。

以来、還元水は、お店にはなくてはならない存在で、シャリを炊いたり、お茶を淹れたり、そのまま飲んだりと、いろいろなかたちで利用しています。また、そのほかでは、食材のアク抜きなどにも使用しています。材料を還元水に浸けておくと、アクが出てきて、その後の色持ちや鮮度がまったく違うんです。そして、冷蔵庫の中には、ペットボトルで冷やされた還元水を常備していて、これは、野菜を冷やすのにも使っています。

私が、茅ヶ崎でお店を営むようになったのは、今からかれこれ30年ほど前。生まれは北海道・夕張です。こちらに来る前はすすき野の寿司屋で働いていました。

向こうでも『静』という寿司屋で働いていました。それから茅ヶ崎に来て30年です。店の名前『静』は、すすき野で働いていた店から暖簾分けで頂いたものなんです。

茅ヶ崎は、北海道に比べたら気温は暖かく、気候は良いのですが、梅雨だけは、はじめて経験するその不快さに、たまらず閉口しました。

こっちに来てから何年も、梅雨の時季は毎年体調を崩していました。最初に来たときは、２週間ぐらいずっと寝込んでしまったんですよ・・・。

しかしその後は、慣れもあるかも知れないですが、次第に大丈夫になりましたね。ひょっとすると、ひとつには還元水の影響もあったのかも知れません。

お客様も、やはりこの還元水をいいと思ってくださっているようで、『美味しいですよ』とコップに入れて差し上げると、お飲みになり『あ、やっぱり違うね！』と、言われます。だから『どうぞペットボトル持ってきてください』と言うんです。すると、ペットボトルを持って来て、お持ち帰りになられる方もいらっしゃるんですよ。

常連さんのなかには、洗顔に使っている方もいらっしゃいます。酸性の方のアストリンゼント液の方ですね。うちの女房も洗顔しています。アルコール消毒の容器に詰めて化粧水にしているお客さんまでいますよ。
あとはお風呂。酸性水をポリタンクで２階まで運んで、普通の水と混ぜて使っています。
酸性水をお風呂に入れると、塩素のピリピリ感が和らぐんです。

還元水は 、もう当たり前になっているので、使い始めた20年前から依存症になっていますね（笑）

ただ、依存症（？）の場合、困るのは、それが使えなくなったときです。毎日当たり前のように使っていたものが、突然使えなくなると、人はどうしたら良いか分からなくなることがありますね。

長年ずっと使い続けていた先代の整水器が、この前、ついに壊れて使えなくなったことがあったんです。そのときは非常に不安で、不安で、仕方ありませんでした！ ペットボトルを何本も買ってきて、なんとかしのいだんですよ。

一刻も早く、機械を元通りにしたいと思い電話したら、（シンスイ営業の）高橋さんがすぐ来てくれました。そろそろ買い替え時かなと考えていたのですが、高橋さんの車の中には、ちょうど新しい機械が入っていたので、早速、新しいのに替えてもらったんです 。とにかく対応は早いですよ。カートリッジでもなんでも、言ったらすぐ対処してくれるので、嬉しいですね。

「美味しい！」そのひと言のために

こっちに来た当初は、流通があまり発達してなかったので、北海道の食材なんか全然ありませんでした。しばらくしたら良くなって、北海道の食材もいっぱい手に入るようになったんです。ウニやイクラやホッキなど、全てが揃います。うちでは、頑なに地魚にこだわったりせずに、私が『いい』と思う旬のものを各地から厳選して仕入れています。プラス茅ヶ崎の食材がありますので、本当にいい場所だと思っています。

還元水で淹れたお茶の味も、やっぱり『美味しいね！』って言ってもらえます。お茶自体も、静岡から取り寄せた上質な粉茶を使っているんですが、やっぱり水もいいんだと思います。いくらお茶が良くても、水が悪いと美味しくないですからね。

食材に対するこだわりも、水に対するこだわりも、全てはお客さんの『美味しい！』のために、です。