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キッチンは、ハンドシャワー付混合水栓でシンク下は収納を有するスライドキャビネット式。
グラシアの最大の特徴は、水道用水栓としての機能と整水器としての機能を両方併せ持ったビルトイン整水器であるため、キッチン上には水栓が1つで済むことです。
シンクに新たな穴を開けることなく、既存の水栓と交換するだけ。しかも、ハンドシャワーまで付いています。
まずは、水栓を撤去します。 |
グラシア専用水栓を取付けるために必要な穴の径は約38mm。最適な径は40mm。
径が小さく入りにくい場合は、ケーブルを傷つけないためにも無理をせず削って径を拡大します。
▲シンク下。水栓撤去前と撤去後。
グラシア専用水栓の取付 |
向かって左のレバーが整水器用、右側のレバーが水道用で上に操作すると湯、下が水。
ちなみに、整水レバーを操作しながら、水道用の湯水レバーを同時に操作することは故障の原因になりますので注意が必要です。
グラシア専用水栓取付後のシンク下。 |
排水管を中心にその左側の様子。
これと対称に整水器本体は右側に設置。
ビルトイン整水器全般にいえることですが、ホースやケーブルなどでシンク下は複雑になります。
シンク下全景。
水漏れの際に作動し、強制的に止水する電磁弁や、電源コンセントをシンク下に設ける場合には、本体スペースだけではなくそれら取り回しのためのスペースも配慮しておく必要があります。
シンク下右側の整水器本体。
ピッタリでスペースに余裕はありませんが、事前に打ち合わせ済みで想定内。
新築やリフォームでは整水器を設置することを前提に話しを進めておくと施工もスムーズです。
整水器には電源が必要です。 |
このケースでは、シンクの左隣にある収納を取り外すと、その奥にアース付の電源(AC100V)が備えてありました。
ビルトインタイプの食洗機付のキッチンなどは、多くの場合その近辺に確保できる電源があります。
吐水パイプを取付けて完成。 |
ハンドシャワー付の取水パイプは太く、水栓の高さも約37cmあるので存在感はそれなりにあります。
取付完了です! |
通水テストを行い、各所の水漏れを確認しご使用方法や注意事項、保証のご説明をして引渡しとなります。
ここまで平均して約90分ですが、水栓を取付けるための穴の径が小さいなど、加工を必要とする場合にはさらに時間がかかることもあります。