近年、石油などの化石燃料に代わるものとして、地球環境にやさしい「水素」を利用する燃料電池が注目されています。
「水素」と「酸素」を利用して電気をつくりだし、そのエネルギーで走る燃料電池自動車はCO2を出さずに、水しか排出しない究極のエコカーとしてその普及が期待されています。
この反対の原理が、水の電気分解であり、電気を利用して水を「水素」と「酸素」に分解し、その「水素」を豊富に含む水を飲料水として活用しているのが「電解水素水」です。
「電解水素水」は、生体を含め、自然界で起こる最も基本的な原理である「酸化還元反応」を利用したものなのです。
電解水素水を生成する電解水素水整水器は、水を浄化したあとに電気分解し、電解水素水と酸性水をつくりだします。また電解水素水は、主に飲用水として用いられ、酸性水は洗顔や洗浄水などに用いられます。
一般的に浄水器と呼ばれるものは、水に溶け込んでいる不純物などを取り除いて浄化することが目的です。浄水器に寄せられる関心は、主に浄化性能であり安全な水をつくりだすことです。
つまり、電解水素水が浄水器で得られた水と異なる点は、水素を多く含む抗酸化性をもったアルカリ性の水であることです。胃腸症状を改善する効果があります。
浄水機能を備え、電気分解によって水素を多く含む抗酸化性をもったアルカリ性の水をつくり出す電解水素水整水器は 家庭用管理医療機器として認証されており、胃腸症状を改善する効果があります。 |
整水器は、水道水を浄水部の「浄水カートリッジ」によって浄化し、続いて電解槽に入り電気分解されると、陰極側に抗酸化性をもった「電解水素水」と、陽極側に「酸性水」をつくりだします(下図)。