Home > 取扱商品 > 据置型(1WAY) TRIM ION TI-5HX > スタッフレビュー
TI-9000と同様1wayタイプの置き型整水器です。
近年、メーカーは続けて1wayタイプの整水器を登場させていますが、
今までのシリーズと一見して異なるのは、操作部に大型液晶画面を採用したことです。
その為か、外観はあか抜けして地味な整水器がデジタル家電?っぽくなった気がします。(^^;)
さて、液晶画面の採用は、より便利で親切になりましたね。
使用者へのメッセージをランプや音だけでなく文字情報として、注意事項やお知らせを表示してくれるので、すぐに何をするべきかなど、理解しやすいのです。
突然、ランプの点滅やブザー音が鳴って、それが何を意味するのか理解するのに時間がかかったり、慌てたりということは減るのではないでしょうか。
その他、カートリッジの寿命残量が積算時間や積算流量をもとに表示されるので、おおよその目安としてですが、交換時期の予測にも役立ちます。
「カートリッジのランプが点かないけれど、そろそろ交換時期かな?」という思いに応えてくれる機能です。
また、蛇口の開閉に応じて通水量を表示する機能も意外に役立つのです。
ご家庭で還元水を取水するときの最適な量を決める目安となり、水の出し過ぎを意識して防ぐことにもつながります。(1分間当たりの通水量で○リットル/分で表示)
ところで、近年は省エネやエコを意識した製品開発は、メーカーとしては当たり前という感じですが、この5HXにもそうした工夫は取り入れられています。
通水すると電源が入り、その後何もしなければ約4分で省電力状態になる自動電源や、リサイクルが容易な素材を使用し、浄水性能を高めたマイクロカーボンカートリッジの採用などが挙げられます。
主な素材は活性炭ですが、だからといって浄水性能をあなどってはいけません。
新成型法により、同社製の中空糸膜を用いた複合カートリッジよりも、さらに浄水性能を向上させているのです。
また、高性能カートリッジにありがちな、目詰まりによる通水抵抗の増大や、通水量の減少を改善していることも見逃せません。
吐水パイプの本体への接続部分も強度が増して、耐久性が高いものになっていることにも注目です。
ここは、取水するときに吐水パイプを掴んで方向を変えたり使用頻度の高いところで、想像するよりも負担がかかり破損しやすいところです。
現場でメンテナンスに携わる関係上、ヘンなところに関心を示すのですが、(=^^ゞ
細かいところで工夫や改良がみられ、全体的に完成度の高い整水器に仕上がっていると思います。
(2017年3月 追記)
新たに大型液晶パネルに溶存水素濃度表示機能を搭載し、リニューアルされました!