少し前の話になるが、相模湾へ釣りに行った。
この日は暖かく海も穏やか、絶好の釣り日和!
回遊魚を探しに、凪の海を沖へ向けて進む。
しか~し、走れど魚の気配はない。
どのくらい走っただろうか、陸地も見えない。
ほぼ相模湾の真ん中あたりか?
遙か遠くに船影はあるが、周りに船はなくひっそりしている。
あれ!? 何やら遠くの海面が一部黒く盛り上がって見える。
しかも、異様に大きい!!
ゆっくり近づくと、しだいに黒い固まりは茶色に、
そして妙にザワついている音がする。
鳥山だ!!
しばし釣りも忘れて呆然・・・・
コンパクトデジカメでは、その大きさが伝わらないのが残念。
天の川のように、ずっと続いている。
たびたび海に出ている人や漁師なら、珍しくもないのかもしれないが
自分はこれほど大きな鳥山に遭遇したことがない。
これは、小魚が大型魚に海面まで追われ、さらにそれを鳥が補食しているのだ。
海面は、まるで沸騰したようになる。
それで、気になるその大型魚の正体ですが、
釣れてきたのは、本ガツオでした!
刺身、たたき、ともに最高です!
これだから、釣りはやめられません。